今この場で決めるのは不安だし、情報も不十分だからとりあえず保留にしよう
日常誰しも経験しているであろうこの手の「先延ばし」は、ある種のリスクを抱えているが、あまりこのリスクについて意識をしない。決めることへのリスクについては慎重であるのに。
先延ばしにすることでリスクを軽減しているかと言えば、そんなことはない。むしろ、リスクを大きくしている場合も多い。
例えば、職場の後輩のAさんが会社の社内情報を外部に漏らしているのではないかという疑問が沸いたとしよう。
そのとき私が取れる行動としては
(1)Aさんと直接話す
(2)誰かに相談する
(3)様子を見る
「先延ばし」は上の(3)にあてはまる。(1)と(2)は何らかの決断をしているが、(3)は今の時点では何も決めていない。おそらく(1)や(2)に含まれるリスクを考えれば、(3)という選択肢は妥当性が高いであろう。しかし、(3)にも(1)や(2)と同程度のリスクが含まれるということを意識して選択しているのであろうか?
もし、(3)を選択して様子を見ていたら、本当に問題が発覚したとしよう。立場にもよると思うが、それでもあなたに責任がないとはいえないはずだ。周囲の人は「なんで何もしなかったのか」とあなたに聞くであろうし、あなた自身も「何故あの時何もしなかったのか」と自分を責めかねない。
最近企業で起こっている不祥事はこのような「先延ばし」のリスクを考えなかったために起こっているものも少なくないような気がする。
どんなもんだろうか?
日常誰しも経験しているであろうこの手の「先延ばし」は、ある種のリスクを抱えているが、あまりこのリスクについて意識をしない。決めることへのリスクについては慎重であるのに。
先延ばしにすることでリスクを軽減しているかと言えば、そんなことはない。むしろ、リスクを大きくしている場合も多い。
例えば、職場の後輩のAさんが会社の社内情報を外部に漏らしているのではないかという疑問が沸いたとしよう。
そのとき私が取れる行動としては
(1)Aさんと直接話す
(2)誰かに相談する
(3)様子を見る
「先延ばし」は上の(3)にあてはまる。(1)と(2)は何らかの決断をしているが、(3)は今の時点では何も決めていない。おそらく(1)や(2)に含まれるリスクを考えれば、(3)という選択肢は妥当性が高いであろう。しかし、(3)にも(1)や(2)と同程度のリスクが含まれるということを意識して選択しているのであろうか?
もし、(3)を選択して様子を見ていたら、本当に問題が発覚したとしよう。立場にもよると思うが、それでもあなたに責任がないとはいえないはずだ。周囲の人は「なんで何もしなかったのか」とあなたに聞くであろうし、あなた自身も「何故あの時何もしなかったのか」と自分を責めかねない。
最近企業で起こっている不祥事はこのような「先延ばし」のリスクを考えなかったために起こっているものも少なくないような気がする。
どんなもんだろうか?
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