みょうが

2007年4月26日 せんぴこ
みょうが
せんぴこ君はミョウガが好き

せんぴこ君とミョウガの出会いは、彼が日本に移住(?)してきてまだ間もないころに行った、家の近くのカフェで頼んだ和風サラダの中でだった。そのサラダは、水菜や豆腐、長ネギ、ミョウガが入っていた。

それ以来、ミョウガをスーパーで見つけると「ミョウガ食べたいな」と、飴玉を欲しがる3歳児のようなかわいいおねだりをする。

私にはミョウガは夏の野菜のイメージが大きいので、冬の間はなんとなく食べたいと思わない。一度、まだ寒さの残る時期にせんぴこ君がスーパーでミョウガを買ってきたことがあったが、なかなか使えなかった。

今日、久しぶりにいい天気で気温も高かったので久しぶりに冥加を買った。うちの冷蔵庫には豆腐と青ネギがあった。

ミョウガと青ネギを細かく切り、ダシに醤油とみりんを加えたものをかけて混ぜ、味がしみるように少し置いておいた。そしてそれを豆腐にかけたらおいしい!

今年の冷奴はこれで決まりかな。
理解することと納得すること
頭では分かるけれども、心の底から分かるまでには至らないことがある

例えば、私にとって男の人が(女の人でもいることはいるけど)愛がなくても女性と行為に及ぶことが出来るということは、「そうゆうもんなんだ」という意味では理解できるけど、納得できるというレベルではない。

スポーツを見ることが好きな人に対しても同じような感情を抱く。楽しいらしいことは分かるが、私は自分でやりたいし、見ているだけであれほど興奮できるのが良く分からない。

せんぴこ君にとってそれは、人とのつながりであったり、結婚というシステムであったりするらしい。

人とのつながりが大事なことで、多くの人はとても意識するのは分かるけど、感覚としては分からないらしい。

結婚という制度についても、重要性とかはわかるし、重視する意見も分かるが、例えば「結婚して嬉しい」という感情はわかないらしい。

自分のアイデンティティや文化といったものへの執着も少ない。食事や習慣を異国である日本で採り入れようとはしない。キライじゃないらしいが、日本では特にやりたくないとの事。
一方、私は絶対にどの国にいてもお正月文化は持っていくつもり。
私と会うまではたいして日本に興味もなかった(そして、今でもあまりない?)せんぴこ君が日本の生活をこれだけすんなりと受け入れた柔軟性の高さは一方では自国の文化に固執しないせいかもしれない。
嬉しい反面、なんか寂しい。もしかしたら私達の作り上げた習慣とか慣わしも簡単に捨てることが出来ちゃうのかも。。。

せんぴこ君に変わって欲しいとは言わない。でも、少し寂しい。

にきび

2007年2月28日 せんぴこ
にきび
変なの

せんぴこ君は昔からニキビが出来るとつぶさずにいられなかったらしい。一方私は長年ニキビに悩まされていたけど、触っちゃいけないと思ってぶつぶつの顔を晒していた(今考えると恥ずかし〜い)。

私は今でもたまに一つ二つポツリポツリとできる。そうするとせんぴこ君は喜び勇んでつぶそうとする。私は絶対に触ってくれるなと言っても、白くなったものはつぶして良いんだと聞かない。どっかから文献まで拾ってきて、「ほら、大丈夫と書いてある」と力説する。

一緒に暮らして一年半。何個のニキビをつぶされただろう。確かに跡にはなってないし、出来たらすぐつぶすから余り目立たない。でも、私はせんぴこ君がつぶすのは痛いからキライだ。嫌だといっても聞いてくれないし、結局いつも痛い思いをしてきれいにしてもらう。ただ、私の「ぎゃ〜」という声や「い〜た〜い」や「やめて〜」なんていう声は外に聞こえているんだろうか。ちょっと怖い今日この頃。お隣さんの視線が哀れみを帯びていたら要注意だぞ。

第六感?

2007年2月17日 せんぴこ
第六感?
あるのねぇ

せんぴこ君と暮らし始めて、せんぴこ君が日本で仕事を初めて少し経ったころ、何かの話でふと思った。

「あっ、この人はもしかしたらこの先どんな仕事についてもきっと不満要因を見つけて、もっと良いものを捜し求めて、いつまで経っても満足して、平和な職業生活が出来ないんじゃないか」

でも、そうかもしれないけどとりあえずは方向転換の転職を考えていて、そのための努力もすごくするから様子を見てみようと頭を切り替え、ちょっと忘れていた。

今日母と話をして、母はなんとなく何だけど、といいながら私が思ったそのもののことを感じていると言った。びっくりした。

でも、母親って(場合によっては父親?)そういう勘が働くみたい。別に、せんぴこ君とそんな話をしたことがないのに私が感じたことを感じてるんだもの。今日は色々話せて良かった。

ありがとね。
日本語は難しいよ、ホント

向上心のあるせんぴこ君は、新しい言葉や単語を一生懸命使おうとする。

「ずいぶん」という言葉も最近使いたがる単語の一つ。

でも、使い方がちょっと違う。

例えば、『外で工事していて窓が開けられなかったので、ずいぶん暑かったです』

「ずいぶん」より、普通は「かなり」「とても」を使うよねぇ。

でも、「ずいぶん」は「考えていたのとは違って、もっと」のような意味があるのでそれを考えて一生懸命使おうとしたらしい。確かにそう言われてみると間違ってはいない気がするし、文としても正しい気がする。でも、何か違うんじゃないかな、という気がぬぐえずに、「そういう使い方はちょっと不自然に聞こえる」としか言えない。説得力がないのは重々承知の上で、そうしか言えない自分に不甲斐なさを感じる今日この頃。

日本語の勉強も必要かな。

蒸発

2007年1月8日 せんぴこ
いつものことなんですが。。。

以前、うちの冷蔵庫では食べ物が蒸発すると書きましたが
http://diarynote.jp/edit.phtml?ts=20061118190306
、つい先日も…

おばから母へ送られてきたケーキのおすそ分けをもらって、大事に冷蔵庫に入れていたのに!昨日食べようと思ったら、ない!
確かに数日ほっておいたのは私。でも、私のケ〜キ〜 

食べたかったな。
かなり笑える話。

せんぴこ君は結構寝言が多い。一緒に住み始めて最初の頃は、寝言をせんぴこ君が言うたびに、私も寝ぼけてるから「なに?どうしたの?」なんて訊いていたが、一人で勝手に何か言ってケラケラ笑ったりしてる。何がおかしいのかさっぱり分からず、憮然とした思いで寝付く私であったが、最近では「また寝言だ」ぐらいで気にしない。

今日はそんなせんぴこ君の友達のすごい寝言について。

せんぴこ君の友達、J君は彼女で、近々結婚するGチャンと数年一緒に住んでいる。Gチャンいわく、J君の寝言は「ハッキリ話す」だけでなく、たまに「彼女に話しかける」こともあるそうだ。そんなJ君の最高傑作は、








    ↓








夜中、ガバッと起きたJ君は、驚いて目を覚ました彼女のGチャンに向かって一言







    ↓







    ↓







    ↓



「今夜は君たち2人と一緒に寝たい」

翌日GチャンはJ君に「夢の中のもう一人は誰???」と詰め寄ったそうです。
久々のせんぴこ君話。

うちには小さな冷蔵庫があります。2人には十分な大きさなのでとりあえず、おげ。しかしこの冷蔵庫、欠陥品なのです。欠陥品なのに、どうして返品しないかというと、もし代替品が来たところでうちにきたらすぐに欠陥品になっちゃうから。だから、諦めてます。

うちの冷蔵庫にどんな欠陥があるかというと、それは、物を蒸発させちゃうんです。

野菜や水は大丈夫なんですが、チョコレートなんか入れた日には翌日までには確実に半分蒸発しちゃうんです!

私が「そうだっ、チョコあるんだ。食べよ」なんて冷蔵庫を開いて、チョコの箱を取り出すとたいてい軽いんです。もともと重量級の箱じゃないのに違いが分かるほど軽い。開けてみると減ってるんですよねぇ。

せんぴこ君は諦めがいいのか、あんなに好物なチョコなのに「しょうがないよ。蒸発しちゃう冷蔵庫なんだから」。

きぃっ。私のチョコ、返しなさい。
きれいに晴れましたね〜 うれしいですねぇ〜

久々のせんぴこ話。
日本語を勉強しているせんぴこ君はドンドン語彙が増え、毎日色々な言葉を使おうとする、優等生です。

そんな先日のこと、「ただいま〜」と私が夜、仕事から帰ってきてうちに入って言った時、すかさず迎えに出てきてくれたせんぴこ君が一言…

「いってらっしゃ〜い」

「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」と「いってきます」と「ただいま」確かにこんがらがるかもしれない、でもね、私、やっと帰ってきたの。笑顔で送り出さないでぇ〜

はたまたとある、夜のこと。寝ようとしていた私に向かってせんぴこ君が…

「あしたはなんじにおこりますか?」

えええええええええ。私、明日、怒らなきゃいけないの?なんのために??

「何時に起きますか」のいい間違えだったらしい。

気をつけようね。
♪うれしはずかしあさがえり♪ってあったなぁ

先日、飲み会に行っていたせんぴこ君が夜10時ごろ「あと1、2時間で帰る」と電話をよこしてから全く帰ってこず、結局帰ってきたのは朝6時だった。

どうせ「もう一軒、もう一杯」とかやってたんだろうという見当は付いていたし、その気持ちも分からないではなかったが、言ったこととやったことが違うということで怒っておいた。かなり冷静だったけど、めったに怒らない私が「こういうことは嫌だ」とはっきり言ったことでかなりシュンとしていた。

それ以来、飲み会には私を誘うようになってきた。

一緒だったら許される? 確かに。
落し物 天気:晴れ
落とし主から、何かもらえるのかしら

基本的にきれい好きのせんぴこ君。外から帰ってきて服を着替えたら、私みたいにとりあえずどっかにおいておくのではなく、キチンとハンガーにかけるものはかけ、しまうものはしまう。

すご〜い。えら〜い。

しかし。そんなせんぴこ君も、部屋着に関してはすごく無頓着。

脱ぐというより、落とすという感じ。全部一気にストンと。最初に見つけたときは、下着も靴下も全て一緒になっていて、感心したものです。

写真みたいにきれいに脱皮できているのを見つけると笑っちゃいます。
せんぴこ君が電子辞書を買ったよ。

日本で買うと、日本人で英語を勉強する人が買うことが多いので、99.5%ぐらいのものが日本語仕様。ま、英語を話す人で日本語を勉強する人の割合と日本語を話す人で英語を勉強する人の割合を考えればそうなんだけどね。

でも、和英をひいても説明が日本語で書いてあるから意味が分からず、更に別の辞書を引き、また引き、としていると時間かかるらしい。ま、勉強にはなるだろうけど。

日本人でも、上級者とかだったら英和や和英も英語で説明されたりしても分かりそうだから、そういう辞書も作ればいいのにね。ま、そこまでいければ英英辞書使うか。
日本人ぽいアメリカ人のせんぴこ君のお話

よく、日本人は相手への心配りを繊細に行うとか、場の空気を読めてその場にあった会話をすることがとっても重要なことだと思われている気がします。もちろん、誰にでも当てはまることではないし、実際私は結構気にしない方で、周りをヒヤヒヤさせているらしいです。

それに引き換えアメリカ人は自由奔放というか、思ったことを素直に言うことや自分の意見をはっきり伝えることが大事だと思われているようです。

せんぴこ君は意見は言いますが、周りの人のことをとっても気にします。私の家族や友達との会話がうまく行ったかをすご〜く気にします。「大丈夫だったかな?」と。

なんか、日本人みたいです。かわいい。
日本語学習中のせんぴこ君による迷言です。

私:「あっ、蚊がいる」
せん:「はい。わたしもさっきさそわれました」

きゃぁ〜せんぴこ君、モテモテ〜
朝晩、かなり涼しくなってきましたね。風邪などひかないよう。

夏の間布切れだけをかけて寝ていた私たち。ここ一週間ぐらい夜が冷えるので私だけ毛布をかけていました。布切れはダブルのサイズですが毛布はシングルなので私だけが使っていました。

だって、せんぴこ君暑がりなんだもの。

そんなこんなでぬくぬくと寝ていた私は気付かなかったのですが、昨晩はかなり明け方は冷え込んでいたようです。そんな夜明け前、せんぴこ君が一言

「さむい…」(日本語で)

私の毛布の下に入り込んできました。でも、寝ていたようで、朝になったらそんなことは記憶になかったそうです。一言とはいえ、寝言を外国語で言うのって外国語で夢見るよりすごいんじゃない?

すご〜い
夏が復活したような天気でした。

私がこれに気付いたきっかけは、マーケティングでした。
マーケティングで習う項目に「ポジショニング」というのがあるのですが、ある本の例として、「カップヌードル」をアメリカで最初に売り出すときの話が出ていました。

その例は、アメリカではその昔(20年ぐらい前になるのかしら?)「ヌードル」というものはエキゾチックな食べ物で、あまり一般的ではなかったそうです。なので、もし「カップヌードル」が日本で売り出されているようなイメージをそのまま保ってアメリカで販売された場合、アメリカの消費者にはなかなか受け入れてもらえないし、実際にスーパーの陳列棚でも「アジア食品」のエリアになってしまい、興味のない人には全く目に付かない可能性があったのです。

そこで、マーケティングの登場。ポジショニングの考え方を少し変えると、同じものでも違うように売り出せてしまうのです。つまり、「カップヌードル」をヌードル入りのスープという位置づけにしたそうです。こうすることで、同じ製品でありながら陳列棚は一般人が良く足を運ぶスープの棚になり、スープ愛好者からは「あら、新しい製品だわ」と気付いてもらえる結果になったのです。

これがきっかけ(だけではないでしょうが)で、「カップヌードル」はアメリカでもヒットした商品になったのです。

、と、ここまでは話の前段です。ここからが本番。

ある日、せんぴこ君と私は大好きなベトナム料理を食べに行きました。もちろんフォー(米の麺でできたラーメンみたいなもの)も頼みました。

食事の途中で、フォーの麺が残り一口、二口分になっていました。フォー好きの私は最後まで食べたいな、と思い、せんぴこ君に、「これ、食べていい?」と聞いたところ、「もちろん」と答えてくれました。私は麺を丁寧にすくい、汁を少し飲んだところでお腹がいっぱいになったので(麺類のスープっておいしいけどお腹張るよね)、お箸を起きました。

「ごちそうさま」

その日は2人満足して帰宅の途につきました。

数日後、ふとしたことからマーケティングの「カップヌードル」が思い出された私は、せんぴこ君に「この前のベトナム料理のフォー、あれは、全部食べたと言う?残したと言う?」と聞きました。

そうしたら、やっぱり返ってきた言葉は

「残してたよ」

なぜなら、私はたいてい麺類のスープは残して麺だけ食べて完食のつもりだったので、そのフォーも完食したつもりだったのです。

次に、「フォー、あれは麺?スープ?」と聞いたら…

「スープだよ」

ひぃ。

普段の食生活ではほとんど日本人の感覚をもってるせんぴこ君ですが、こんなところでまだ異国の香りを漂わせていたのね。
秋っぽくなってきましたねぇ

せんぴこ君は夏が大の苦手。夏の間中、デロデロに溶けていた。そんなせんぴこ君の夏克服法は水風呂。湯船に水張って、そこに浸かってるの。それも、30分とか1時間近くとか。おなか冷えちゃいそうだけど、本人は超ご機嫌。夏本番は一日に何回も入ったりする。

その水風呂の回数が減ってくると、私は夏の終わりを実感する。

今年も水風呂シーズンが終わったようです。
「どっちでもいいよ」って良く使う。

せんぴこ君の出身国は、自己主張を良くする国として知られている。だからかどうか知らないけど、「○○が良い」とか「××が好き」などという言い方をしたがる。

そして、「どっちでもいいよ」という。

なんじゃそりゃ。
大阪にいて、夕方東京に帰ってきた。天気、こんな感じだった?

せんぴこ君のびっくり話その2。
彼は一応、家では靴を脱ぐし、日本に来る前も自分のアパートでは靴を脱いでた。でも、でも、でも、やっぱちがうっ。

何がかと言うと、
*靴を床に置いちゃう
*靴をそのまま旅行かばんに入れちゃう
*キャスターつきのかばんを平気で家に上げて床に置いちゃう

き〜た〜な〜い〜
久しぶりの雨。洗濯物が乾かないな。

せんぴこ君は料理も掃除も立派にやってくれる。洗濯機を回した回数は私より多いかも。
こんなにデキたせんぴこ君ですが、びっくりすることもある。それは。。。

洗濯物の干し方。

洗濯機から出して、そのままぶら下げる。。。
だから、靴下はグルグルッとねじれてるし、シャツもしわくちゃ。いや〜ん。
パンパンってやってよ。(・3・)

少しずつ、教えていかねば。

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poc

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